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商品撮影は絞りを活用する-被写界深度の紹介

オークションに出品する商品を撮影するとき、カメラ任せの設定では思ったように写せないことがあります。一つは見た目より白っぽく写ったり、黒っぽく写ってしまう現象で、これは露出補正を行えば解消できると「出品用の写真が暗く写ってしまう理由」で紹介しました。

更に色が変に写ってしまう、色がおかしい、赤っぽい、青っぽいという場合は、ホワイトバランスを調節することで正しい色で写せることも『ホワイトバランスを調節してみよう』で紹介しました。

もう一つ、それは写真のピントのあう範囲を調節するための絞りの活用です。コンパクトタイプのデジタルカメラでも中級機種以上になると、絞り優先というモードが用意されています。絞り優先の表記はメーカーによっていくつかあるのですが、Avと表記していたり、Aと表記しています。

キヤノンの絞り優先AEモードコニカミノルタの絞り優先AEモード

出品の商品を撮影するためには、この絞り優先モードをうまく使って撮影すると、より見栄えが良く撮影できます。

先ず最初にカメラ任せのプログラムAEモードで撮影した画像をご覧ください。

プログラムモードで撮影したパジェロ

写真に写っているのは全長16センチぐらいのラジコンのボディー部分です。これをキヤノンのパワーショットA80というコンパクトタイプのデジタルカメラのプログラムモードで撮影しました。写真のピントを合わせた場所は向かって右側手前のバンパー部分の角に合わせています。

ちょっと照明のセッティングに手を抜いたので、天井にある蛍光灯が写りこんでいますが、それ以外は一見したところ、特に破綻のない写真のように見えます。
ところが車の後ろ側の部分を良く見てください。写真をクリックして拡大すると読み分かりますが、ピントが合わず、ぼけています。下の写真はその車の後ろ部分を拡大したものです。

プログラムモードで撮影したときにピントが合っていない部分

車の後ろ部分もぼやけていますし、赤地に白文字で書いたメーカーのロゴもぼやけています。
この後ろ部分がぼやけてしまう原因は、カメラが悪いのでもなく、使い方が悪いのでもありません。
もちろん、写真を写すときは三脚を使用していますので、手ぶれでもありません。

これは絞りが開けられたことにより、カメラの被写界深度が浅くなり、前後のピントの合う範囲が狭くなってしまったためです。

コンパクトカメラのプログラムモードでは、シャッタースピードを早くして手ブレを防ぐために、室内でフラッシュを使用しない場合には、できるだけ絞りを開けて撮影することが多いです。絞りを開けて撮影を行う場合、被写界深度が浅くなり前後のピントの合う範囲が狭くなってしまいます。
今回の写真では、カメラが判断した絞りは限界まで絞りを開いたF4.9でした。

コンパクトカメラの場合、CCDのサイズが小さいので、一眼レフに比べて、もともと被写界深度は深い(ピントのあう範囲が前後に広い)わけですが、それでもカメラを被写体に近づければ、被写界深度は無視できません。

被写界深度はレンズの焦点距離が長くなる(望遠側になる)ほど被写界深度が浅くなりますし、同じレンズ、絞り値でも、被写体がレンズに近づけば近づくほど、被写界深度は浅くなります。

つまり、今回の被写体のように小さい被写体を大きく写すために近づいて撮影し、更に遠近感が強調されすぎないようにレンズを望遠側にズームして撮影する場合には、より一番被写界深度が浅くなってしまうのです。

それでは、この被写界深度を深くして全体にピントを合わせるためにはどうすればよいのでしょうか。
被写体までの距離も離せない、広角にすると遠近感が強調されすぎるので、それは無理。そうなると、調節できるのは絞りだけになります。

カメラのレンズは絞りをを絞り込んで(F値を大きい数字にして)撮影すると、被写界深度が深くなって、前後にピントの合う範囲が広くなります。

そこで、今回の撮影に使用したコンパクトカメラの場合、絞り値を絞り込める限界がF8.0でしたので、絞り優先AEに切り替えて、絞りを一番絞り込んだF8.0にして撮影してみました。

絞り優先AEに切り替えてF8.0で撮影

最初のときのように車の後ろ部分を拡大してみます。

絞りをF8.0にして、車の後ろを拡大

いかがでしょうか。まだ完全とはいえませんが、車の後ろ部分も比較的ぼやけてかたが少なくなって、kyoshoというラジコンメーカーのロゴも読み取れます。

オークションへの出品物は、その商品の状態をとても注意深く観察されます。写真のピントが部分的にぼけていたり、メーカーのロゴが正確に読み取れなければ、どんなに商品の状態が良いと文章で説明しても、信憑性は低くなります。

オークションの商品撮影をするときは、絞り優先AEにして、商品全体にピントが合うように絞りを調節しましょう。

商品撮影は絞りを活用する-続被写界深度の紹介』に続く


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delightauctions

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商品撮影の素人写真家(笑)
プロカメラマンではありません。コンテストなどの入賞経験もありませんが、2008年にフォトマスター検定の1級には合格しました

現在Yahooオークションの出品で評価が250を超えました。出品のための商品撮影を中心に私なりに学んだオークションのノウハウなどを書き綴っています。

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