前回の記事で
『このねじ込み式フード、アクセサリーの撮影をするときの写りこみ防止用に購入したのですが、その使い方は、また後ほど紹介いたします』と予告(?)していましたが、時間がなくて更新できてませんでした。
もうタイトルを見れば分かると思いますが、アクセサリーや腕時計など、いわゆる光り物を撮影するときに、撮影者自身の姿が写りこむのを防ぐ『
忍者レフ(アマゾンにリンク)』を自作してしまおうと言うものです。
作り方はとても簡単です。まずはデコパネといって、表面につや消しの黒い紙を貼り付けたスチロールの板をホーム千ータ等で入手します。見つからなければ、ダンボールの表面に黒のケント紙を貼り付けても良いでしょう。
今回はA2サイズを入手しましたが、A3サイズぐらいの大きさでも十分に実用になると思います。
このデコパネの中央部に、レンズより少し大きめの穴をカッターナイフで開けます。
写真では穴が分かりやすいように下に白い紙を敷いて撮影しました。
もうこれで終わりです(笑)
後は開けた穴にレンズを通して使います。
ただしこれだと、レンズとデコパネの隙間から光が漏れますし、また下向きにしたときには簡単に落ちてしまいます。そこで、前回紹介したワイドタイプのねじ込み式のメタルフードをフィルター取り付け部分にねじ込みます。
これで、完成です。正面から見ると、見事にカメラが隠れているのが分かります。
またカメラを下向きにしたとき、ボードがレンズからずり落ちるのメタルフードが防止してくれます。
物撮りのときは比較的見下ろす角度で撮影することが多いので、このように下向きにして落ちないようになるととても便利です。
作りはとても簡単ですが、実用性は十分にあります。収納場所に困らなくて、自宅の中でだけ使用する分には特に問題ないので、室内でアクセサリーやジュエリーの商品撮影をされる方はぜひ試して見てください。