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照明を明るくしても、撮影された写真は明るくならない

特に室内で撮影したときに、写真が暗く写るのは、照明が暗いからだと思っている方がいらっしゃいます。たとえば、こちらの写真、白い背景の上に、白い電球型蛍光灯を撮影したものですが、カメラ任せにして撮影すると、なにやら薄暗く、見事に露出アンダーに撮影されています。
白い背景に白い電球型蛍光灯
この写真を撮影するときの明るさを変えて撮影してみましょう。

まずはじめに、今回の撮影の様子を紹介します。照明の明るさを変えて、撮影してみたかったので、照明は二つ用意しました。
RIFA-F40×40と自作の撮影用ライトを使う
右側の照明はこちらの記事で紹介した写真電気工業のRIFA-F40×40です。左側にある照明はこちらの記事で紹介した自作の撮影用ライトです。使用している蛍光灯はどちらもこちらの記事で紹介した22Wの電球型蛍光灯です。

まず、RIFA-F40×40だけを点灯して、露出計で明るさを測定してみました。
RIFA-F40×40だけの測光値
ISO感度は200に設定しています。測光値は1/8秒、F8.0+0.4と表示されました。
F8.0+0.4に近い絞り値は1/3段ごとの絞り値ではF9.0になるので、カメラをマニュアル露出モードにして、シャッター速度1/8秒、絞り値F9.0で撮影してみます。
RIFA-F40×40一つでマニュアル露出で撮影
ご覧の通り、明るさは比較的適切になりました。

次に、露出モードをシャッター速度優先に切り替えて、シャッター速度を1/8秒にします。シャッター速度優先とは、シャッター速度を固定して、絞り値は被写体の明るさに応じてカメラが適切と判断した絞り値で撮影します。それでは、撮影してみます。
RIFA-F40×40だけで、シャッター速度優先で撮影
ごらんのように見事に暗く写ってしまいました。このとき、カメラが決めた絞り値はF16になっていました。F9.0からF16まで、1/3段ごとに絞り値を並べるとF9.0、F10、F11、F13、F14、F16となりますので、1+2/3段(1.7段)も暗い露出で撮影されていました。

露出補正をする場合には、シャッター速度優先で+1.7段の露出補正をすると、絞り値はF9で撮影されることになりますので、マニュアル露出のときと同じ明るさで写すことができます。

では、自作の撮影用ライトも点灯して、2つの蛍光灯で照らして見ます。まず、最初に露出計で明るさ測定してみます。
RIFA-F40×40と自作撮影用ライトでの測光値
ISO感度は前回と同じく200に設定しています。測光値は1/8秒、F11.0+0.3と表示されました。RIFA-F40×40だけのときと比較すると、0.9段分明るくなったことになります。

ちなみに露出が1段変わると明るさは2倍変わることになります。同じワット数の蛍光灯を使用して、数が2倍になったので、測光値の0.9段は、ほぼ納得できる数値です。測光値が1.0段ぴったりにならないのは、ライトの作りや照射する角度などが異なるためだと考えられます。

閑話休題

F11.0+0.3に近い絞り値はF13になりますので、再度カメラの露出モードをマニュアル露出に切り替えて、シャッター速度1/8秒、絞り値F13で撮影してみます。
RIFA-F40×40と自作撮影用ライトでマニュアル露出で撮影
ご覧の通り、最初のマニュアル露出で撮影したものと、被写体の明るさはほぼ同じになっています。今回、被写体を挟み込むようにライトをセットしたので、影の出方が少し不自然になっていますが、それはご容赦ください。

次にもう一度、露出モードをシャッター速度優先に切り替えて撮影してみます。シャッター速度は今までと同様に1/8秒にしています。
RIFA-F40×40と自作撮影用ライトでシャッター速度優先で撮影
ライトを増やして、倍の明るさにしたにも関わらず、撮影された写真は、またもや暗い露出アンダーの写真になってしまいました。

このとき、カメラが決めた絞り値はf22でした。前回のシャッター速度優先での絞り値がf16でしたので、ちょうど1段分、絞りを絞り込んで撮影されています。

結論から言うと、自動露出では、被写体を照らす明るさを増やしても、明るさを増やした分だけシャッター速度優先露出では絞りを絞り込んで(逆に絞り優先では、シャッター速度を早くして)撮影することになるので、出来上がった写真の明るさは変わらない。ということになります。

では白っぽい被写体や背景を明るく写すにはどうするか。自動露出を使用する場合は、被写体を照らす明るさに関わらず、被写体の光の反射率に応じたプラス補正をする。という作業が必要になります。

露出補正の仕方については、当ブログの『出品用の写真が暗く写ってしまう理由』なども参考にしてください。


露出補正に関する書籍をピックアップしてみました。フィルム式カメラ全盛期には露出補正に関する書籍が沢山出ていたのですが、最近はあまり新しいのは見かけなくなってしまいましたね。露出補正の仕方や考え方はフィルムもデジタルも変わりませんので、古い本でも十分に参考にできると思います。

    

    



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delightauctions

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商品撮影の素人写真家(笑)
プロカメラマンではありません。コンテストなどの入賞経験もありませんが、2008年にフォトマスター検定の1級には合格しました

現在Yahooオークションの出品で評価が250を超えました。出品のための商品撮影を中心に私なりに学んだオークションのノウハウなどを書き綴っています。

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