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商品撮影(物撮り)に適したレンズの焦点距離を探ってみる

こちらの記事のコメントで質問頂いたときに、思いついたネタです。
商品撮影(物撮り)に適したレンズの焦点距離はどれぐらいでしょうか。
参考まで色々な焦点距離で撮影してみました。
物撮りの被写体となるティッシュペーパー

今回の撮影対象になるのはこちらのティッシュペーパーの箱です。ホームセンターのプライベートブランドなので、知らない方もいらっしゃると思いますが、ごく一般的な幅24cmほどの製品です。
これを焦点距離が異なるレンズで撮影して、見え方がどのように変わるのかテストしてみましょう。

今回、使用したレンズはソニー(コニカミノルタ)の一眼レフ用のレンズで20mm、24mm、35mm、50mm、70mm、85mm、100mm、200mmです。またカメラはソニーのα700を使いました。
ソニー用の20mmから200mmまでのレンズ

焦点距離が短い場合、画面いっぱいに大きく写すためには、被写体にかなり近づいて撮影する必要があるので、最短撮影距離の短いレンズが必要、さらにズームレンズだと、35mmや50mmなどのキリの良い焦点距離が分かりにくいこと。などの理由から主に単焦点レンズを使用しました。
ですが、70mmと85mmの写真は、ズームレンズの最も望遠側を使用しています。

まずは20mmのレンズからです。α700の場合、CCDのサイズがフルサイズではないので、35mmカメラ換算では、1.5倍の30mm相当になります。
なお、オリジナルの写真からリサイズは行っていますが、トリミングや色調補正などは行っていません。絞りはF16、シャッター速度は1/6秒に固定しています。
20mmレンズで物撮りしてみる
写真をクリックすると、幅1024ピクセルの画像に拡大表示します。拡大しなくてもお分かりと思いますが、広角レンズだと遠近感が極端に強調されて、かなり歪んで(ひずんで)見えます。ひずみ具合が分かりやすいように、箱の手前の縁に合わせて、平行四辺形をピンク色の線で描いています。

次に24mmのレンズです。35mmカメラ換算では、1.5倍の36mm相当になります。
24mmレンズで物撮りしてみる
こちらも遠近感が強調されて、かなり形が歪んで見えます。

次に35mmのレンズです。35mmカメラ換算では、1.5倍の52mm相当になります。
35mmレンズで物撮りしてみる
35mmフィルムカメラでは、50mmレンズが比較的人間の視界に近くて、遠近感が自然である。と解説されているのを見ますが、こと商品撮影に関しては、こうしてみるとお分かりのように、まだ遠近感がつき過ぎているように思います。

次に50mmレンズです。35mmカメラ換算では、1.5倍の75mm相当になります。
50mmレンズで物撮りをしてみる
まだ箱の縁がピンク色の平行四辺形から外れていますが、歪みが大きく気になるような描写ではないと思います。

次に70mmレンズです。35mmカメラ換算では、1.5倍の105mm相当になります。
70mmレンズで物撮りをしてみる
平行四辺形の線を引いてみると、気になってしまいますが、線が無ければ歪み方はほとんど気にならないと思います。

次に85mmレンズです。35mmカメラ換算では、1.5倍の127mm相当になります。
85mmレンズで物撮りをしてみる

次に100mmレンズです。35mmカメラ換算では、1.5倍の150mm相当になります。
100mmレンズで物撮りをしてみる

最後に200mmです。35mmカメラ換算では、1.5倍の300mm相当になります。
200mmレンズで物撮りをしてみる
さすがに200mmレンズ(300mm相当)にもなると、被写体の歪みは殆ど気にならなくなります。ですが、逆に不自然なぐらい遠近感がなくて、被写体や撮影意図によっては適さないレンズかもしれません。

なお200mmレンズだと、テッシュペーパーを画面いっぱいに入れるのに、約2.5mほど離れて撮影しました。300mmと400mmのレンズでもテストしたかったのですが、我が家では、そんなスペースが取れないので断念しました。

ざっと20mmから200mmまで(30mm相当から300mm相当まで)、代表的な幾つかの焦点距離で撮影してみましたが、レンズを選ぶときの参考になるでしょうか。

物撮り、特にオークションに出品する写真など、被写体の状態を正確に表現するためには、意外と焦点距離の長いレンズが必要になるのがご理解頂けたと思います。

物撮りには、α700などのデジタル一眼レフから、300万画素のコンパクトタイプのデジタルカメラまで、様々なカメラを使用しますが、どれも35mmフィルムカメラ換算で100mmから200mmの焦点距離を使用することが多いです。

最後に余談ですが、今回のテストでの撮影風景はこのようなセッティングで行いました。
レンズテストの撮影風景

レンズテストの撮影風景、その2

テッシュペーパーの箱をプラダンボールの板に両面テープで固定して、手前を下げた状態で椅子に乗せています。更に背景の幅が足りなかったので、後ろにもスチロール製の板を立てかけています。

このように被写体そのものを斜めに傾けて固定しておくと、レンズの焦点距離によって、前後の距離を調節する際にも、三脚の高さを変える必要がありません。(被写体を撮影するとの角度を固定したかったので)

また黒い画用紙は、被写体の後ろ側がやや露出オーバー気味だったので、背景から反射した光を遮るためにクリップで固定してぶら下げました。


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商品撮影の素人写真家(笑)
プロカメラマンではありません。コンテストなどの入賞経験もありませんが、2008年にフォトマスター検定の1級には合格しました

現在Yahooオークションの出品で評価が250を超えました。出品のための商品撮影を中心に私なりに学んだオークションのノウハウなどを書き綴っています。

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