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撮影用のディフューザーを比較してみる-トレーシングペーパー他

オークションに出品するための商品撮影(物撮り)をするとき、撮影用のライトやストロボをそのまま照射することは滅多になく、光の当たり方が柔らかくなるようにディフューズすることが多いです。ディフューズによく使われるのはトレーシングペーパーですが、他にも色々な素材が使われます。ディフューザーの色々な素材
上に写真にあるのは、私がディフューザーとして使っている色々な素材です。
私が主に使用しているのは、厚さ1mmの乳白色のアクリル板、年末の張替えで余った障子紙、写真用品店で入手したトレーシングペーパー、本を発送するときなどに利用している厚さ1mmのスポンジシート、更に畳んで小さくできる丸型の撮影用ディフューザーです。

ディフューザーの素材によって、どれぐらいの違いが出るのか、また光量の落ち方はどれぐらいか、比較してみました。

今回の撮影に使用したライトは『写真撮影用ランプの自作』に『自作した写真撮影用ランプの改良』を行ったものです。これを被写体の手前右側45度付近から照らします。
まずは何もディフューザーをセットしないで、直射したときの写真です。
撮影用ライトを直射する
光量を稼ぐために、調理用のボールでリフレクターを作ったのですが、それが災いして、直射光と、リフレクターに反射した光の2種類の光が混ざったため、影が汚く2重になっています。このときの露出計の測光値は、ISO100で、シャッター速度1/4sec、絞り値F5.6+0.7でした。なお今回の撮影は、露出計の表示した値そのままで撮影しています。ですので、直射光で照らされた部分は若干露出オーバー気味になっていますが、あえて補正はしませんでした。

撮影風景の写真を撮り忘れたのですが、撮影したときの各機材の配置は以下の通りです。

撮影機材の配置状態
カメラと人形の距離は大体70cmぐらい、人形と撮影用ライトの距離も70cmぐらい、ライトの高さは床から約40cmぐらい、ディフューザーとライトの距離は10cmぐらいにしました。本当はもう少し、ライトとディフューザーの距離を離したかったのですが、撮影場所の関係でそれ以上後ろにセットできませんでした。さらに、今回は、ディフューズの効果がわかりやすいように、レフ板も使用していません。

次に商品撮影(物撮り)で良く使われるトレーシングペーパーをディフューザーとして使用してみます。トレーシングペーパーは1平方メートルあたり40gの一般的な厚みのものです。トレーシングペーパーの幅は約90cmぐらいです。高さは110cmぐらいにセットしました。写真をクリックすると、幅1024ピクセルの拡大画像が表示されます。
トレーシングペーパーでディフューズした写真
このときの露出計の測光値は、ISO100で、シャッター速度1/4sec、絞り値F5.6+0.3でした。直射より0.3段だけ暗くなりました。人形の影はなだらかにグラデーションが掛かり、直射光のような2重の影はわからなくなりました。また人形の照らされかたも直射ではとび気味だったハイライトが、和らぎ毛並みがよくわかるようになりました。

次に、厚さ1mm、幅65cm、高さ110cmの乳白色のアクリル板をディフューザーとして使用してみます。
乳白色のアクリル板でディフューズした写真
このときの露出計の測光値は、ISO100で、シャッター速度1/4sec、絞り値F5.6+0.2でした。直射より0.5段だけ暗くなりました。トレーシングペーパーより更に影が滑らかになって、人形のハイライトとシャドーの差が少なくなっています。

次に写真撮影用に販売されている丸型のディフューザーを使用します。使用したディフューザーは直径約120cmと、市販されている物の中では、かなり大型のものです。
丸型ディフューザーを使用して撮影した画像

露出計の測光値は、ISO100で、シャッター速度1/4sec、絞り値F5.6+0.2でした。直射より0.5段だけ暗くなりました。また乳白色のアクリル板と測光値は同じでしたが、丸型ディフューザーのほうが、より光が拡散されて、シャドー側の描写がアクリル板よりも明るくなっています。

次にディフューザーとしては販売されていませんが、瀬戸物やガラス食器を梱包するときなどに使用する厚さ約1mmのスポンジシートを使用してみました。スポンジシートの幅は120cm、高さは110cmぐらいにセットしました。
スポンジシートをディフューザーとして使用してみた
露出計の測光値は、ISO100で、シャッター速度1/4sec、絞り値F5.6+0.1でした。直射より0.6段だけ暗くなりました。光の落ち方は丸型ディフューザーと、ほとんど変わらないのに拡散効果は、専用のディフューザーを凌ぎます。

最後に年末の張替えで余った障子紙です。障子紙は破れにくい樹脂製のものがありますが、今回はごく一般的な紙製のものです。紙製ですが、トレーシングペーパーなどに比べてかなり厚みがありますので、光の拡散効果も期待できます。
障子紙をディフューザーとして使用してみる
露出計の測光値は、ISO100で、シャッター速度1/4sec、絞り値F4.0+0.7でした。直射よりちょうど1段分暗くなりました。ですが、光の拡散効果は今まで試した素材の中で一番優れています。まぁ、この1段分の落ち方が許容できれば、障子紙というのはかなり使える素材だと思います。

幾つかの素材をディフューザーとして試してみましたが、商品撮影(物撮り)は、一概に光を拡散させれば良いわけではなく、撮影対象によっては、ハイライトとシャドーのコントラストがある程度必要な場合もあります。ですので、単純にトレーシングペーパーより、障子紙が優れているわけもなく、撮影する対象や表現する意図によって、適宜使い分ける必要があります。
この記事が何かの参考になれば幸いです。


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商品撮影の素人写真家(笑)
プロカメラマンではありません。コンテストなどの入賞経験もありませんが、2008年にフォトマスター検定の1級には合格しました

現在Yahooオークションの出品で評価が250を超えました。出品のための商品撮影を中心に私なりに学んだオークションのノウハウなどを書き綴っています。

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